一般的には7歳から8歳頃に一度専門医に相談に行かれ適切な時期を判断してもらうのがいいでしょう。
悪い歯並びの原因や状態、程度は個人によって全く異なります。また治療の開始時期も一定ではありません。いずれにせよ、スタートするかどうかは別にして、早めにご相談に来ていただければ、いろいろなアドバイスができるかと思います。ぜひ一度ご相談ください。
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できる限り歯を抜かないで治療することは、矯正医も気持ちは同じです。あごを横にひろげたり、歯を後ろに動かしたり、歯の幅を狭くしたりすることで隙間を作ることができる場合は、歯を抜く必要はありません。
しかし、隙間を作れなかった場合や、口元が前に出ているのを改善したい方は、抜歯が必要な場合があります。
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痛みがまったくないとは言えませんが、想像されているより痛くありません。ブラケットにワイヤーを装着すると、持続的な力が歯にかかります。歯が動く時には、骨の中の歯根周囲で炎症反応が生じ、それが痛みの原因となっています。それにより、歯が浮くような感じがする場合や、物を噛むときに鈍い痛みを覚えることがあるのです。
この痛みは数日続くこともありますが、3日から1週間くらいで消失します。当院では治療初期には極めて弱い力で歯を動かしますので、炎症の度合いが少なく、場合によっては痛くないこともあります。
当院ではなるべく痛みが少ないような処置を心がけております。
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矯正治療は自由診療ですので、病院ごとに料金が異なります。
当院ではカウンセリング時におおまかな総額をお伝えし、診断時には詳しい料金をご説明して、ご納得していただいた上で治療を開始しております。
また、お支払い方法は現金お支払いのほか、クレジットカード払いも選択できます。
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装置が外れたり、壊れた場合は、なるべく早くご連絡ください。次回のお約束日にでも大丈夫な場合と、至急処置を行う必要がある場合があります。
矯正装置は入れ歯などと異なり、治療期間内にだけ効果を発揮する器具です。耐久性を求めることが目的の装置ではないので、治療中に壊れてしまうことがあることをご理解ください。
まずむし歯治療を行う必要がありますので、一般歯科医院をご紹介しています。精密検査時にむし歯が発見された場合、矯正装置を付ける前にむし歯を治療する必要があります。
当院は矯正専門の歯科医院であるため、むし歯治療は行っておりません。患者さまのかかりつけの歯科医院あるいは、当院から歯科医院をご紹介して治療していただきます。これは抜歯に関しても同様です。
当院でむし歯治療を行わない理由は、日々むし歯治療を行っている歯科医にお願いするほうが、患者さまにとってメリットが大きいと考えているからです。
すべての患者さまは、矯正装置をはずした後に保定を行う必要があります。装置を外した直後の歯はまだ不安定な状態ですので、きちんと保定を行わないと歯が動き出す場合があります。
通常、この保定には保定装置(リテーナー)という後戻りを防止する装置を使用します。この装置をきちんと使用することも矯正歯科治療の大事な一部です。
矯正治療は長期間かかりますから、その間に都合によりしばらく通院できなくなってしまうことも時にはあると思います。
たとえば出産やけがのための入院や、短期間の留学や受験で忙しいなどです。そのような場合でも、しっかり歯磨きをしていれば特別問題はありません。ただし、その間は治療の進行が遅くなり、治療の総期間が延びます。
成長中のお子さまでは、現在気になっている問題が成長と共に変化する場合があります。その際、様子を見る「経過観察」をすることがあります。
こうして様子をじっくり見ることで、本当に治療が必要なのか、必要とすればいつ始めるか、ベストの結果を出すにはいつ始めれば良いのかを、正確に判断ができます。こうした経過観察も、本当は治療と同様に重要な矯正医の仕事なのです。それでも心配という方は、ぜひご相談ください。
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大丈夫です。つわりが激しい時期など長時間の診療や通院が難しいこともありますが、治療自体が問題になることはありません。しかし、レントゲン写真を撮影することはできるだけ避けたほうが安心です。
健やかで明るい毎日を送るためには、矯正治療が必要なのです。
こうした症状を改善し、健やかで明るい毎日を送るためにも矯正治療が必要なのです。